注文住宅の機能・性能 【構造壁 】

ノバポンとは?

住宅建築するときの壁にはノバポンというもの採用します。

ノバポンとは木材をはじめとする植物繊維の破片などを組み合わせて作られた壁素材です。

人工的に作った植物繊維の断片などに合成樹脂接着剤を行い、パーティクルボードにします。

主に構造壁に採用できるもので大幅なコスト削減を実現してくれます。

ノバポンの特徴

ノバポンは本体が分厚くなっていて、大きい面積の板を製造できるといったメリットがある素材です。さらに材質が均一になっているので、ボード全体の強度も均一化しています。

素材によっては特定の方向にのみ強度が高い壁もあります。ノバポンなら全方位への強度が高いので通常の壁素材よりも長持ちするのが強みです。

筋かい耐力壁と面材耐力壁の違い

筋かい耐力壁では、接合部などへ力が集中するのに対し、novopan STP Ⅱは面全体に力が分散します。

せん断剛性は合板の2倍以上

人工的に作られた素材なので、天然素材と比較したときに市場価格が安定しています。安定供給をすることができることから、時期によって大幅にコストが変動しません。

好きな時期にノバポンを利用して住宅を建築することができるので、資金計画も立てやすいのが魅力です。

他にも使用中はCO2が放出されない、炭素を固定しているので環境保全にも一役買ってくれます。

ボード本体は遮音性や断熱性に優れているので機、能的な住宅を作ることができます。

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